2019.10.02

コラム

先日、池袋スポーツセンターの「運動のための健康相談」に出動しました。隔週土曜日に行われている個別無料健康相談で、健康スポーツ医(日本医師会認定)活動の一つとして数年前から参加しています。毎回様々なご相談を受けていますが、その中でも運動を行うための重要なご質問についてご紹介したいと思います。

Q. 治療中の病気がありますが運動はどうしたらいいのでしょうか

A. 治療中の疾患がある方はまずは主治医に運動の可否を確認してください。

特に心臓病、高血圧、糖尿病の薬が処方されている方は安全に運動を行うための注意事項をよく確認することが大切です。例えば、糖尿病薬を服用中の方は低血糖のリスクを回避するため、一般的には食前の運動は避けたほうが良いとされています。適切な運動強度とその方法については個別の判断になります。また、ひざや腰に痛みがある方や整形外科通院中の方は運動の種類に工夫が必要です。チャレンジしたい運動について具体的に主治医に確認してみましょう。

Q. 健康診断で運動を勧められたけど何からやったら良いですか

A. 安全に継続できることが一番大切です。年齢や運動経験、治療中の疾患の有無によって適する運動が違います。運動を勧めてくれた医師へ個別に相談してください。池袋スポーツセンターの「運動のための健康相談」(予約制)でも相談することができます。

また、運動は無理なく続けられることも大切です。楽しくできること、手軽にできること、自然とやる気が湧いてくることをお勧めしたいと思います。近くに仲間がいることが楽しく続けられる重要ポイントであったりします。池袋スポーツセンターではヨガや太極拳などのクラスもありますし、パーソナルトレーニング(有料)を選ぶこともできます。

あなたの心に響く運動は何でしょうか?